スイム・ア・ソンとは?

SWIM A THON
スイム・ア・ソン

 スポーツが、心身の美容と健康、体力向上に大きな役割を果たすことは、様々な分野で立証され、昔から語られています。
 でも、スポーツに秘められたパワーは、それだけではありません。
 スポーツをすることによって、自分を知る、他人(ライバル)の存在を認める。
 スポーツが、人の心を癒す、救う、元気づける、そして勇気を与える。
 自分自身が体を動かし、息を切らして汗を流すことが、救いの手を求めている人々のためになるなら。。。
 スポーツパーソンである自分にもっと誇りを持ち、そんな自分がもっと好きになるために泳ぐ、・・・それがスイム・ア・ソンです。
 スイム・ア・ソンは、恵まれない人たちのためのファンドレイジング(寄付金収集)のイベントです。
 皆様のサポートを心よりお願い申し上げます。

長崎宏子、秋田県立総合プール名誉館長事業

 2001年から長崎宏子が名誉館長を務める秋田県立総合プールでは、年に一度、名誉館長事業「Swim to Smile!」を2~3日間に亘り実施します。

 この事業は、赤ちゃんからシニアまでのスイミングプログラムを長崎自らが企画、指導し、水泳の普及振興に資するものですが、2009年から、長崎が米国から持ち込んだ募金プログラム「スイムアソン」を取り入れました。

 スポーツをすることが社会貢献につながる意識をアスリートやスポーツ愛好家に啓発するものですが、2011年以降は東日本大震災からの復興支援をターゲットにして行っております。

 秋田在住のスイマーはもちろん、スイミングの社会へのパワー、自分が日々泳いでいることが社会とつながっていることを示したいスイマーの皆様、そして被災地から秋田に移動し避難生活をされている方もご参加いただき、秋田県立総合プールからアクアパワーを思い切り発信したいものです。

スイム・ア・ソンのやり方(秋田式)

  1. まず、宣誓します。(宣誓書に記入、署名)
    例:「私は25M泳ぐごとに100円を寄付します」
  2. そして決められた時間内(例:30分)にどれだけ泳げるか、全力を尽くします。
    自分が泳げた距離だけ、社会貢献ができます。
    止めたくなったら、止められる。だけど、それは自分のスイマー魂が許さない。。。。etc.
  3. 宣誓のとおり寄付をします!
    「やった30分で2km!8,000円寄付できるぞ!」

自分でスポンサーを見つけてきて、その人にギャランティしてもらう方法もあります。

【例えばの会話】
A子「パパ、私、東日本大震災復興のために、泳ぐ!」
父「おまえが泳いでどうするんだ?」
A子「9月24日の秋田県立総合プールでスイム・ア・ソンっていうイベントがあるの。自分が25M泳いだら10円寄付するとかお約束して、30分で泳げた分だけ、募金ができるんだって」
父「なるほど、それを日本赤十字に寄付するというのだね。なかなかすばらしいな」
A子「でも私余りお小遣いないから思い切り泳げないかな。。。私の泳ぎに寄付してくれる人を探してもいいんだって」
父「そんならパパがスポンサーになってやるよ!お前の水泳が社会の役に立つなんて、すばらしいじゃないか?」
A子「ありがとう!じゃあ、25M泳いだら1,000円にしよう!」
父「えっ。。。そうだな。うん。そうだな」

長崎のモットー! Swim to Smile! は、
「泳いだ先には必ず笑顔がある」です。
スイム・ア・ソン泳いだ先には東日本復興があります!