第十七話 いだてんロス
終わってしまった。 NHK大河ドラマ「いだてん」は12月15日に最終回を迎えた。全47回。純粋五輪批判はあっという間に置いてきぼりだ。私の時間感覚といだてんのスピード感はかなり違うものであった。年の瀬も押し詰まり日々人々...
終わってしまった。 NHK大河ドラマ「いだてん」は12月15日に最終回を迎えた。全47回。純粋五輪批判はあっという間に置いてきぼりだ。私の時間感覚といだてんのスピード感はかなり違うものであった。年の瀬も押し詰まり日々人々...
NHK大河ドラマ「オリンムピック噺~いだてん~」は既に第44回を迎えた。 早いものである。中々筆が進まず純粋五輪批判はやっと第16話。今年の春に始まった日刊ゲンダイの実践五輪批判は第17話になったのに。相変わらず視聴率は...
NHK大河ドラマ「オリンムピック噺~いだてん~」第37回は「最後の晩餐」と称し、嘉納治五郎が1940年東京五輪開催へ向けた情熱を背景に「政治と五輪」の問題を鮮明に描いた。日中戦争が始まり、出兵する日本の青年を歓送する都民...
1936年、ベルリン五輪の年に二・二六事件は起きた。未明、雪の東京を闊歩する陸軍青年将校の足音から第34回「オリムピック噺~いだてん~」は始まった。緊迫する張り詰めた空気が見事に描かれていた。そういえば田畑さんは赤坂に住...
オリンピズムはスポーツで世界に平和をもたらす、平和な世界をつくるという哲学である。哲学であるからそれを現実化する努力が求められる。これまでこの世から戦争がなくなったことがないのはなぜか?平和な世界を求めるのは万人の願いで...
NHK大河ドラマ「いだてん~オリムピック噺~」は第二部に入ってしまった。主人公は金栗四三から田畑政治に移った。一話一話批判していこうと思っていたが、大河の流れの速さについていけない。さすがに金栗はマラソン世界記録樹立者だ...
第17回は1916年開催予定のベルリン五輪が中止になった知らせから始まった。嘉納治五郎が金栗四三にそのことを知らせる場面は、流石に息を呑んだ。そして、金栗の落胆ぶりを表現するのに二日間も部屋に引きこもっている金栗を描く。...
先日、あるインターネット番組に出演した時、「NHK大河ドラマいだてん(韋駄天)を褒める人に初めて出会った」とのお褒め?のお言葉をいただいたが、実際、NHKの方からも視聴率が上がらないとの嘆息もあったので自分が珍しい方の人...
大河ドラマ「韋駄天」では東京師範学校の恐くて厳格な寮長である永井道明が登場し、嘉納治五郎の進めるオリンピック参加に時期尚早と批判する役目を負っている。スウェーデン体操を日本に広め集団体操の礎を築いた人として、彼に「体育」...
NHK大河ドラマの韋駄天は既に第4話まで進行しているが、第一話にオリンピズムの根幹がちりばめられていた。第一命題:オリンピックは平和の祭典 第二命題:スポーツと体育 第三命題:鍛錬と自由 これらを紐解く中に嘉納治五郎とピ...