緊急思考--選手保護は協会の使命-日本バスケットボール協会の偽善

第18回アジア競技大会で起きたバスケットボール選手の不祥事については信じられないが本音であるが、一方でそれにたいして選手団本部とバスケットボール協会が取った態度にも疑問を感じる。

山下選手団長は潔癖主義者であり、自分の周りに汚れを許すことはできない性格である。高潔な人にとって今回の事件は許せざることであり、追放処分は実に山下らしい。しかし冷静に見つめれば、彼の尊敬する嘉納治五郎初代JOC会長ならば清濁会わせ飲むを以て良しとしただろう。

日本バスケットボール協会の影重鎮、川淵三郎が呟いた「僕がでしゃばって言うことでないかもしれない」というのは、協会に決定的アドバイスを送る立場としてはおかしなは入方だ。

三屋会長いたっては「日の丸をつける自覚のなさ」を責めているが、その選手を選んだ自分への反省は見えない。本来、選手を守るが協会の至上命令だが、それを選手自信を引き連れて公開の場で謝らせるとは

此の三名の共通点は、自分は悪くない、正義だと思っていることだ。

しかしそれこそ反省すべきところではないか?

アジア大会への尊敬、アジアの友人への思い、自らのスポーツへの愛、見つめてほしいところだ。

春日良一

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