南北融和はなぜ始まったのか? ~IOC会長が仕掛けた平和への布石~

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南北融和はなぜ始まったのか?
~IOC会長が仕掛けた平和への布石~

私は哲学者である。少なくとも真理を求める旅を続けている。私が至った道は、スポーツから物事を見たら問題が単純化し、真実に迫りやすくなるという方法論で、それをスポーツ思考と命名した。方法論である以上確立された理論ではない。そもそも理論というものが絶対的真理へのアプローチに過ぎないという真理すら常識は理解しようとしていないので、その辺の試行錯誤をここで敢えて述べるつもりはないが、唯一言いたいことは、私のスポーツ思考の提言は、宗教的偏見、人種的偏見、国民的偏見など諸々の偏見からいかにしたら自由に思考できるかを考えた時に、スポーツである!という真理が見えたということである。なぜ、スポーツか?単純な理由はスポーツは体を伴う思考だからだ。体は嘘をつかない。いくら偉そうなことを言っても体力がついていかなければ砂上の楼閣である。人間は限界的に体と心を調和させて生きるしかないのだ。ところが方や学者どのは、体を無視して学究に走り、真理を見失い、方や一般人は日常の生活に追われ、その生き抜くすべこそが、真理だと錯覚するのである。私はそれらの思考から自由になるために「サッカー」を選んだ。その鍛錬は日本代表にまでも届かなかったが、青春の全てをかけて闘いの日々だった。そこに没頭することの中に、命があり、真実があった。その身体活動で得たことを哲学的反省と直観で構成しなおしたのがスポーツ思考というわけです。

前置きが長くなったが、今回、伝えたいことは、IOC会長のトマス・バッハは本物だということである。テレビでも一緒になるスポーツライターやジャーナリストが軽口で「スポーツの政治利用」と北朝鮮の平昌五輪参加や統一コリアの入場、女子アイスホッケーの統一コリアチームについて批判し、バッハの戦略を商業主義だの五輪運動の矮小化などと言っているが、彼らはオリンピックビジネスやオリンピック運動に汗を流したことがないから全くその実感が湧かないのだろうと思う。必死で五輪運動に身を捧げれば、汗も出るが血も出るのである。

3月30日平昌ならず平壌入りしたバッハIOC会長は、金正恩に会った。これは昨年5月の韓国での世界テコンドー選手権から始まった工作の集大成である。バッハは平昌五輪を契機に北と南の国境をスポーツが超えることを示すべく行動に出ていた。多くの能天気なジャーナリズムは本年一月一日の金正恩のスピーチから電撃的に南北融和が始まったかのように伝えているが、統一コリアの行進はまだしも女子アイスホッケーの統一コリアチーム結成にしろ、北朝鮮要人の平昌五輪開会式参列にしろ電撃的にできる代物ではないことがなぜ分からないのだろうか?オリンピックビジネスに無知だからだ。選手の入出国だけでも五輪時にはエントリー申請から競技詳細登録から、様々なやっかないな手続きがある。それを超法規的にクリアできたとしても、しかし、その詳細競技部分は五輪である以上、詳細に詰めておかなければならないことなである。その部分を全てクリアにした上で、超法規的に物事が動くのである。

平昌五輪時に現地で私が会ったIOC関係者たちはその時点でバッハの平壌入りは否定的だった。しかし、パラリンピック開会式出席後にその流れでとか、流れがあればだが、という条件付きであった。バッハが行く気があることが見えた。故にバッハの北朝鮮訪問は、予想できた動きであり、そして敢えてこの時期に行ったことが、北と南、そして米国と中国への影響をどれだけ与えたかで良く理解できるのではないだろうか?

バッハは昨年IOCを訪問した習近平に五輪運動をサポートする限り、中国が繁栄すると念を押した。アリババの五輪へのスポーンサーシップの勢いは増すばかりだ。

日本のメディアはこぞって「スポーツの政治利用」として、この間のIOCの動きも批判どころかネグレクトの様相であるが、韓国、北朝鮮、中国、米国がバッハを中心に融和への動きを強めている。そこにこれからプーチンも入ってくると私は見ている。五輪がまさに政治をコントロールして「より平和な世界」を創ろうとしているこの時、一人、日本だげが能天気にパクスアメリカーナを信じて、トランプに寄り添おうとしているわけである。折角、2020年五輪をオールジャパンで勝ち取ったというのに、その意味を理解できていない日本が世界と渡り合っていくのは、見果てぬ夢なのかも知れない。

私は本当に口惜しい。平昌五輪開会式に出席したのであれば、IOCに抉るような外交が出来たはずだ。偉そうにしているエリート外交官に申し上げたい。私はオリンピズムに基づいて、あなた方が一年かかってもできなかった外国交渉をたった1時間でクリアした男です。

(そのおかげで、皇太子様からお茶会に招いていただきました)

スポーツ外交を悪のように取り扱うメディアには閉口した。スポーツ外交こそ、不可能を可能にする魔法の杖なのだ。
今回はこの辺で。

(敬称略)

2018年4月4日

明日香 羊
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編集好奇
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もはやスポーツ外交以外にこの世を救うすべはなし。
と私は思っています。トマスもそうおもっているはずです。
皆様のスポーツ思考を期しつつ

春日良一

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考?ご期待
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次号はvol.380です。
(1998年からの400号を目指して あと21思考?!)

スポーツ思考
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